単独給食校運営事業

　「学校給食は単に児童への食事の提供ではなく教育的な要素が多いので民営化には適さない、これ以上の効率性の追求は事業の本来の目的が達成できなくなってしまう」との記述とは裏腹に、小学校４校だけ残していた自校直営給食をセンター調理に移行するという。センター方式を採用している自治体は多いが、理由はコスト面での違いである。とはいえ、それでも自校（及び直営）に拘る自治体もある。それは、調理している現場を見、調理している人に接し、調理したてのものを食べられるからである。そのことが、経費の大きさに見合う価値があるかどうかは、各自治体の判断であろう。